受け攻め傾向で選ぶBLアンソロジー巻末特典まとめ

番外編プレゼントが終了した号の特典まとめです✨️
🎁巻末特典🎁
🎁第1号【溺愛攻め】
書き下ろしSS:『ハルからの手紙』ばつ森先生

「え? 意外とシンプルな手紙じゃない?」
「……本当は30枚くらい書いたんだけど、怖がらせたらいけないと思って」
「なるほどね」
俺が30枚手紙を書いたことをさらっと流しながら、フィデルさんは「硬い文章になんか照れるね」と、にこにこと微笑んだ。
(かわいい……怖がらないとこも好き)
成人してからの俺の人生は、全部フィデルさんのためにあった。だから、魔道具の感想のことも、30枚じゃ足りない手紙も、気持ち悪いと思うんじゃないかなと思っていたのに――。
噛みしめるようにフィデルさんが言う。
「そっか、俺がオルハのこと忘れてると思ったんだな……名乗ってくれたらよかったのに」
「……だって明らかに年上が好きみたいな希望が……書いてあったから。前も子どもだからって断られたし」
――それに顔を見ても思い出してもらえなかったんだから、改めて男として好きにさせてから、ちゃんと迎えに来ようって思った。
でも、結局……俺の好きが止まらなくて、失敗。しきり直そうと思ったら、手紙があのタイミングで届いちゃったわけで。
(かっこ悪い……)
そう思いながら口をとがらせていると、フィデルさんが恥ずかしそうに笑いながら言った。
「あの紙……本当は……オルハが大人になったらどんなかなって、想像してたんだ」
「え?」
「でも、期待してるみたいでかっこ悪くて。年上とか条件つけ足したんだよ。本当にオルハが……男前になっててびっくりした」
ぎゅうっと胸が締めつけられる。俺はちょっと泣きそうになりながら言った。
「かわいい。フィデルさんは昔からずっと……かっこよくて、かわいい」
「いや、そんなわけないから……」
控えめなところも、人と話すのが苦手なところも、本当は寂しがりなところも好き。
(本当に……誰にも取られなくて……よかった)おわり
🗣️ご参加作家さまの制作秘話
🧡はいじ先生
ベルーフ(以下ベ):「ゆとりよ、我らの物語に言葉を残せるそうなのだが……さて、何を語ろうか?」
ゆとり(以下ゆ):「うーん、裏話とか作品のテーマを語ればいいんじゃないか? 俺たちの話は【受けも攻めも社畜だったら面白そう!】って発想から生まれたらしいし」
ベ:「む? 我が社畜というのは納得いかぬが……ふむ、確かにこれはウケとセメの相互癒し? がテーマだな!」
ゆ:「だろ? そもそも【四年に一回しか休めない魔王】と【毎日深夜残業のリーマン】が登場人物の作品なんて聞いたことねぇよ」
ベ:「なればこそ、我らは互いに癒し合うべきであろう! さぁ、ゆとり! 我を癒せ!」
ゆ:「はいはい、じゃあみかん剥いてやるから待って……って、うおっ!」
ベ:「ベッドで愛を確かめ合うと言うのではだめなのか?」
ゆ:「~っ! 急に声を低くするな!」
ベ:「もちろん、みかんも後で剥くのだ!」(にこっ)
ゆ:「……まったく、魔王様は欲張りだな」読んでくださった皆様へ
毎日、お仕事お疲れ様です!
この作品が、少しでも皆様の疲れた心を癒せたなら嬉しいです。
さあ、美味しいものを食べて、好きなことをして、ぐっすり眠りましょう!
それでは、どうぞご自愛ください!
💗キトー先生
初めまして。キトーと申します。
今回、甘々溺愛とのテーマだったのでしっかり溺愛を目指して書きました。なので最初は性格良しで何でもできるスパダリのような攻めを目指したのですが、どうにも筆が乗らず……。そこで攻めをクズの恋愛童貞にしたところ、とってもイキイキ動いてくれて、しっかりヘタレてくれました。しかしそれだとすぐおかしな方向に進もうとするので、その度にも「いやこれは甘々溺愛物語なんだ」と言い聞かせ修正してきました。その結果、やっぱりおかしな方向に進みました。
しかし! 学生同士の甘酸っぱい恋愛も頑張って入れたつもりなので、どうかそこも注目していただきたいです!
『先っぽだけだから……!』に気を取られず、二人の不器用な青春にもぜひご注目ください。
💙糸分かろ先生
もし異人種がいたら、どんな世界なんだろう?と日々の生活の中でぼんやり考えたりします。
例えば魚人は水槽のベッドで寝るんだろうなあとか、高貴なエルフにはお家騒動が付き纏ってそうだなあ、とか。だったらそういう問題を解決する人たちがいるに違いない!と弁護士のルーを、まずはじめに思いつきました。結局ルーの元に舞い込む依頼の内容はばっさり切ってしまいましたが、色々考えるのは楽しかったです!
ちなみに巨人族は声帯の仕組みが違うため普段は手話を使います。当然シルヴァは手話も出来るんでしょう笑 長い指の形をあれこれ変えて流暢に会話するシルヴァに、ルーが横で「かっこ良…」とどぎまぎしている図が浮かびます🤣
初期プロットでは、シルヴァは年下の予定でしたが話をつめるうちに同い年になりました。ノーマークだったクラスメイトが再会してみたら激烈いい男になっていたって、なんかロマンですよね🥹
最後になりましたがみなさま、拙作を読んでくださり誠にありがとうございました!
ミッドサイドの冬に降ったルーとシルヴァの甘い恋を少しでもお楽しみいただければ幸いです!
💜のらねことすていぬ先生
お読みくださりありがとうございます!今回のお話は溺愛攻め、しかも時期は冬!ということでクリスマスがテーマのお話になりました。攻めのアルトゥールはレオンに会うまでは季節の移ろいを感じたことも、イベントに期待したこともないんだろうな……なんてことを考えながら書いていました。モテていてたくさん恋人もいた攻めなのに、ちゃんとしたイベントに不慣れな攻めに一人で萌えていました。ちなみに貰った手巾をずっと使い続けていたのも、元彼女という概念が薄かったからだろうなと思っています。受けのレオンも恋愛がはじめてなので、今後は二人で一歩ずつ恋人らしく甘い日々を過ごしていくと思います。恋愛下手同士のお話でしたが、みなさまに少しでも楽しんでいただけますように……!
💛ばつ森先生
溺愛攻めということで、年下の執着気味な【オルハ】を書くことになりました。冬は寒いのでとにかく体温の高い攻めを書きがちですが、凍えきった落ちぶれ【フィデル】をオルハがあっためてくれるといいなと思って書きました。なので、読んでくださったみなさんが、お風呂とかごはんとか、フィデルさんと一緒にあったまっていただけると嬉しいです☺️
オルハの料理がおいしそうで、書きながら私のお腹がぐーぐー鳴ってました!オルハの好きな食べ物は柿とマスカルポーネのタルトで、料理はかなり練習したようなので自分で作ります。フィデルは腹持ちのいい炭水化物をそのまま食べているタイプなので、昔オルハが滞在していたときはパンばかりでした。だからオルハは練習したんだと思います。
実は最初のアイディアから内容が二転三転してまして、最初はバディ物のようなよくわからないところから着想して、事件を解決するシーンなんかもありました😌💦(なにを目指していたのか)最終的に全然違う話を思いつき、雪ごもりのようなほっこり密室案件に。雪石の真相はわかりませんが、きっと二人には楽しい春が訪れてるはずです🌸
読んでくださってありがとうございました!みなさんの冬も、これから訪れる春も、あたたかなものでありますように💫
第2号【ギャップ攻め】
🎨表紙イラスト制作風景
1. 大ラフ制作
まず、野良猫のらん先生からいただいたキャラクターの設定資料(身長や外見の詳細)をお渡しして、「どういう表紙にしたいか」を伝えます。
今回の場合は……・『ギャップ』をビジュアル化するために、比喩表現として『仮面』を入れてほしいこと
・野良猫のらん先生のお話に桜が出てくる場面があるので『桜』を入れていただくこと見てください!花礫先生は、こんなにたくさんのアイディアを出してくださるんです😭👏👏
前回『溺愛攻め』の表紙の際には、全体の色合いや花言葉まで考えてくださって、先生が『蝋梅』を選んでくださいました。
今回は作中に桜が登場するので、こちらから指定させていただきました🙌①と②の構図も、攻めの表情に年下っぽさがあって、仮面のイケオジとのギャップに「かわいい!」と思ったのですが、今回は「攻めの秘密にしてるギャップを受けが知る」っていうことにフォーカスしようと思い、秘密感のある構図を選ばせていただきました。どれも本当に素敵ですよね☺️

2. 大ラフ修正についての話し合い
いただいた大ラフで方向性を決めたあとは、実際に表紙のおおまかなデザインに合わせてイラストの大きさや気になった点の修正をお願いしていきます。
今回は……キャラクターのクロップ具合の変更
リアルな仮面の場合、目に穴は空いてるのかどうか問題
秘密感を出したいので、指を足していただけるかのご相談などをお願いしています。
色については、芥庭先生は信じられないほど美しいパレットをお持ちなので、実際の指定色に沿わなくても問題がないということをお伝えしました(例:黒の革ジャンパーを黒で表現しなくても大丈夫)方向性が決まってきました!

3. カラーラフを制作
これが……ラフなことあります!?
ラフの段階で「なんて美しいんだ……」と感動しながら、野良猫のらん先生にご確認いただきました。
のらん先生もとても喜んでくださって、「人差し指がいい!」とか好きなところを言い合って満足してから、芥庭先生に「そのまま進めてください」とご連絡させていただきました。
僕は肩に落ちたピンク色の影にやられてしまって、このかっこよすぎる彼に落ちる、この美しい光が、一体どんな感じに反映されるのかなとドキドキしながらお返事を待っていました☺️

4. そして、完成へ
この圧倒的な『美』……!芥庭先生のすばらしい表紙の工程を楽しんでいただけましたでしょうか?
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。この特典が、あなたの物語体験をほんの少しでも豊かにできていたら、とても嬉しいです💫✨

第3号【ヤンデレ攻め】
🎨イオくんの制作4コマ

第4号【お嫁さん受け】
🗣️作家5名の『秘密のこだわり』教えます!
💛のらねことすていぬ先生
この圧倒的な『美』……!芥庭先生のすばらしい表紙の工程を楽しんでいただけましたでしょうか?
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。この特典が、あなたの物語体験をほんの少しでも豊かにできていたら、とても嬉しいです💫✨
💜糸文かろ先生
アンソロのテーマを頂いたとき、結婚まで誓った二人の前に立ちはだかる『障害』をまず決めないとな、と真っ先に考えました。
すれ違いで別れちゃうのとはひと味違う、のっぴきならない理由って何だろう……?
ぐるぐるしながら、結婚相談チャンネルの動画をラジオ感覚で流していたある日。おたよりの内容を聞いているとけっこうな確率で毒親問題が寄せられていました。「そっかー、そりゃ相手の親の存在って大きいよなあ」とそこで改めて発見したんです。
【反対する親に結婚を認めさせる。】
シンプルだけど、やっぱりクライマックスはこれでいこう!と決めました。
ところが、相談の結論では大体「そんな男とは別れなさい!」で終わるものの、私の話はハッピーエンドじゃないといけない。なので毒親を持つ方(この場合ロイですね)には、どこかでいい子ちゃんをやめてもらう必要がありました。親に黙って結婚したことを突拍子もないと映らないように彼がなんで親から離れたくても離れられないのか、そして最終的に離れると決断するのか、をこだわって丁寧に書きました。
そんな今作、お楽しみ頂けたら幸いです。ありがとうございました!
💚tamura-k先生
製作秘話というほどのものもないのですが、お話をいただいた時、明るくて諦めない子を書きたいなと思っていました。
お題がお嫁さん受だったので、書いている間「お嫁さん、お嫁さん、可愛いお嫁さん」と唱えていたような気がします。
天真爛漫な受にそこまでひねくれてはいないけど何をしているのかは見せたくはない攻。
というのが私的萌えポイントその1だったでしょうか。
描いていただいたイラストの通り、迎えに来てくれるという王道も高ポイントです♪
あとは、手紙を書くというのが実は結構萌えます。
少しずつ少しずつ時間を追うごとに書く事が研ぎ澄まされていくというか、削り取られていくというか、諦めていく感じと、諦めきれない感じがせめぎ合うというのがすごく私的萌えポイントだったりするのです。
なので、一行だけの手紙っていうのがありふれているけれどすごく好きなんです。
とにかくハッピーエンド好きなので、良かったね~!っと楽しんでいただけたら本望です‼
多分これから自分達の好きな事をしていく二人だと思うので、どこかでまたお目に書かれたら幸せです。ありがとうございました。
💙弥生先生
幼い頃に結婚を約束した幼馴染と再会する本作、どうしても最初は手紙のやり取りから始まるので少しスローテンポなのですが、このやりとりが二人の絆になるのだと丁寧に言葉を選んで書いていました。
また、最後につながるように伏線をいっぱい散りばめていますので、是非最後まで読んだ後にもう一度「ここの伏線はもしかして」って読み返してもらえると、とても嬉しいです。
作品を書いているとき、「これがテーマだ」と思うような曲を見つけると、カチっとスイッチが入るように、集中して書けることがあります。
この作品を書いているときにずっとエンドレスリピートで聞いていたのは、歌詞の中に「楽園」がテーマとして含まれている曲でした。とあるSRPGゲームの主題歌ですが、南国風のアップテンポなリズムが作品とマッチしてノリノリで書くことができました。
こそっと秘密のお話ですが、最初書き始めた当初はもしかしたら短めのお話になってしまうかもしれない……と心配していましたが、いただいた挿絵があまりに素敵すぎて執筆がノリにノリ、上限文字数いっぱいに書いてしまいました。
ぎゅっといっぱい可愛い二人を詰め込んだので、楽しんでいただけたら幸いです。
🩷葵居ゆゆ先生
花嫁受けアンソロジーと聞いたとき、「楽しそう!」と思うと同時に、なんでもありなテーマなだけに、どうしようかずいぶん悩みました。どんなパターンの花嫁さん、そして花婿さんがいいか……と最初は考えていたのですが、そのうち「花嫁さんって素敵な匂いがするイメージだな」と思って、まずはそんな匂いが感じられる物語を目指すことにしました。その後、受けくんを獣人にしたので、たぬきの耳と尻尾の様子は絶対可愛く思ってもらいたく、たぬきの動画を見ながら楽しく書きました。もふもふは可愛くなくては……! イラストでもしっかり描いていただけてとても嬉しかったポイントです。
また、ニーオもロイも心変わりしない、昔の記憶や愛情を大切に持ち続けている二人なので、作品自体が古風な雰囲気というか、レトロで安心感のある空気感になったらいいなと思って書きました。読んだ方にも、心地よい香りと一緒に、大事な記憶や嬉しかったこと、懐かしい景色を思い出して、ほっとあたたかな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
第5号【執着攻め】
🗣️執着攻め&受け&作家さまの『偏愛してるもの』聞いてみました。
🩷はいじ先生
【🌼攻めの偏愛しているもの】
凪「俺の偏愛しているもの?それがどういう種類の‶モノ〟を指しているのかにもよるが……そこを指定されていないなら、俺の場合はお嫁さん……う、ういさんということになる。っふ、ふふふ」
本人にはスルッと言えたくせに、第三者に名前呼びする時はニヤニヤしながら陰キャの鳴き声で答える凪。【🌼受けの偏愛しているもの】
外郎「へんあい?へんあいって、どういうイミ?あー、めっちゃ好きなものってコトね!そんなの凪さんに決まってんじゃん!あ、そだ……凪さんは何て答えてた?」
最後の笑顔だけ、ちょっとドロッとしている外郎。【🌼はいじ先生の偏愛しているもの】
スタバで小説を書くこと。
小説を書く為にスタバに行っているのか、スタバに行く為に小説を書いているのか自分でも分からなくなる時がある。
🩷みなみゆうき先生
【🌼攻めの偏愛しているもの】
ユーリの純粋さ【🌼受けの偏愛しているもの】
甘くて可愛いお菓子【🌼みなみゆうき先生の偏愛しているもの】
実家の猫
🩷ゆきむら燎先生
【🌼攻めの偏愛しているもの】
桃月「りく以外? そうだな、霊木から見える景色だろうか。
すっかり様変わりしてしまったが、やはりここから離れることができない。
私はこれまでも、これからも、変わらず見守っている」【🌼受けの偏愛しているもの】
りく「桃月様です。……え、他に? ええと……。
昔は本当に貧しくて、好き嫌いが言える立場ではありませんでした。
遊郭を出て初めて食べた果物の美味しさが忘れられなくて、今でも大好きです」【🌼ゆきむら燎先生の偏愛しているもの】
ゆきむ「猫ですかね……」
🩷あかいあとり先生
【🌼攻めの偏愛しているもの】
→コンディショナー
クロが無意識に髪に触ってくることがあるので、髪の手入れには相当に気を遣っているようです。きれいな長髪は本人のたゆまぬ努力で保たれています。でもそんなことは絶対に口にせず、自分は元からこうですけど?という顔で日々を涼やかに過ごしています。石鹸は切らしてもヘアケア品だけは切らしません。【🌼受けの偏愛しているもの】
→アクセサリー
盗み癖があるため、ふとしたときに我に返れるように手や耳に目立つアクセサリーを好んでつけています。以前は安物ばかりをつけていましたが、死に戻り後はシロから貰った見守り&護身機能付きの高品質品をお守り代わりに愛用しているようです。服を前後逆に着たとしてもアクセサリーだけは忘れません。【🌼あかいあとり先生の偏愛しているもの】
→大葉
冷奴に盛ってよし、炒めものに添えてよし、味噌汁に乗せてよし。これさえあれば大概の食べ物は爽やかにおいしくパワーアップする最強の食品です。冷蔵庫にいつもいます。栽培には失敗しました。
🩷ゆなな先生
【🌼攻めの偏愛しているもの】
アレクセイ ホットココア【🌼受けの偏愛しているもの】
レン チョコミントアイス【🌼ゆなな先生の偏愛しているもの】
ゆなな 柑橘類
第6号【逃げる受け】
🎨イオくんの制作秘話4コマ

\あの期間限定特典をもう一度✨/
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▶ ここでしか読めない!ファン必見の一冊です
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